輝龍―崩壊篇―【完】





「海斗、」




「なぁ…結衣。計画っての、教えて欲しい。」




俺の言葉を遮った海斗の目はまっすぐで真剣だった。




「どうしようか…」




言うのはいいんだが…コイツはちょっとめんどくさくなりそうだもんな…




「海斗、絶対顔に出るから無理だな。」




俺の言葉に、分かりやすく顔を歪ませた。




「どういう意味だよ…」




海斗は心底心外だと言った顔をした。




「華燐組組長は鋭い。お前の態度一つで作戦が成功するかが決まる。」




海斗は意外と顔に出やすい。




普段はポーカーフェイスだが、隠すのが苦手。それだと危ない。






< 112 / 149 >

この作品をシェア

pagetop