輝龍―崩壊篇―【完】
「海斗、」
「なぁ…結衣。計画っての、教えて欲しい。」
俺の言葉を遮った海斗の目はまっすぐで真剣だった。
「どうしようか…」
言うのはいいんだが…コイツはちょっとめんどくさくなりそうだもんな…
「海斗、絶対顔に出るから無理だな。」
俺の言葉に、分かりやすく顔を歪ませた。
「どういう意味だよ…」
海斗は心底心外だと言った顔をした。
「華燐組組長は鋭い。お前の態度一つで作戦が成功するかが決まる。」
海斗は意外と顔に出やすい。
普段はポーカーフェイスだが、隠すのが苦手。それだと危ない。