輝龍―崩壊篇―【完】





彼の動揺は見て取れるほどで。




けれど彼は…




一瞬にして目から色を、光を消した。




「俺は裏切った。もう俺に用はねぇだろ。」




彼は妹が救出されたことを知らないのか。




俺は、狂龍の方に視線を向けた。




―――狂桜side end―






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