木漏れ日の下で・・・
雪が降り始めました。
しんしん降り続く雪は、町を白く染めていきました。
今日は、12月24日、待ちに待ったクリスマス・イブです。
ユウキは朝からうきうきしてます。
だって今日は、
サンタさんがプレゼントをくれる日なんだもん!
プチもユウキにつられてうきうき気分。
ユウキとプチはそろって泉へ行きました。
泉もその周りも、真っ白でした。
木も雪をかぶって白くなってます。
なんだか雪の寒さで、時間まで凍ってしまったよう。
木のそばには、妖精さんが静かに座っています。
ユウキとプチは、うきうきかけよりました。
「ねえ、聞いてよ、妖精さん!
今日はね待ちに待ったクリスマス・イブなんだよ!
サンタさん来るかな?
ねえ、どう思う?
ねえ、妖精さんってば!」
けれど、妖精さんは返事をしてくれません。
ユウキとプチは、もう一度妖精さんに話しかけてみました。
しかし、やっぱり妖精さんは返事をしてくれません。
ユウキは妖精さんの顔を覗き込みました。
妖精さんは静かにうつむいたまま動きません。
「プチ、妖精さん眠ってるよ」
ユウキとプチは妖精さんが起きるまで待つことにしました。
ユウキとプチはくるくる遊び始めました。
しかし、いつまでたっても妖精さんは起きません。
今度は歌って待つことにしました。
だって、妖精さんは歌が大好きだから、
きっと楽しく歌っていれば、目をさますはず。
ユウキとプチは大きな声で歌い始めました。
雪がどんどん降ってきます。
ユウキたちは歌い続けます。
しかし、妖精さんはうつむいたまま・・・。
やがて、ユウキは何故だか悲しくなってきました。
悲しくて悲しくてどうしようもなくなって、
わんわんわんわん泣き始めました。
プチも悲しい遠吠えを始めました。
ユウキもプチも一緒になって、
えんえんと泣き続けました。
そして・・・
不思議なことが起こりました。
木が光り始めたのです。
木はどんどん光をはなち、
そしてどんどん小さくなっていきました。
やがて、木は小さな動物の形になりました。
光が収まると、
ゆっくりと妖精さんが目をあけました。
もう、年老いて白いひげを生やしたおじいさんの妖精。
妖精さんは、静かに立ち上がりました。
そして、とてもすんだ声で、
「メリー・クリスマス!」
と、言いました。
ユウキは妖精さんに抱きつきました。
小さな妖精さんは、ユウキのほほを優しくなでました。
ユウキはなぜだか妖精さんともう会えなくなることが分かりました。
「いっちゃうの?」
それでも、ユウキは聞きました。
妖精さんは小さくうなずきました。
答えは分かっていました。
だけど、涙があふれて止まらなくなりました。
そんなユウキを妖精さんは優しく抱きしめました。
そして、優しく歌い始めました。
その歌を聴きながら、
悲しくて悲しくて仕方がないはずなのに、
ユウキは幸せな気分になりました。
プチも幸せそう。
ユウキは、妖精さんと一緒に歌い始めました。
プチも一緒に歌い始めました。
なんだか、とても気持ちのいい気分。
幸せな気分が体中から溢れてきます。
みんな笑顔でした。
そして、みんな泣いていました。
しんしん降り続く雪は、町を白く染めていきました。
今日は、12月24日、待ちに待ったクリスマス・イブです。
ユウキは朝からうきうきしてます。
だって今日は、
サンタさんがプレゼントをくれる日なんだもん!
プチもユウキにつられてうきうき気分。
ユウキとプチはそろって泉へ行きました。
泉もその周りも、真っ白でした。
木も雪をかぶって白くなってます。
なんだか雪の寒さで、時間まで凍ってしまったよう。
木のそばには、妖精さんが静かに座っています。
ユウキとプチは、うきうきかけよりました。
「ねえ、聞いてよ、妖精さん!
今日はね待ちに待ったクリスマス・イブなんだよ!
サンタさん来るかな?
ねえ、どう思う?
ねえ、妖精さんってば!」
けれど、妖精さんは返事をしてくれません。
ユウキとプチは、もう一度妖精さんに話しかけてみました。
しかし、やっぱり妖精さんは返事をしてくれません。
ユウキは妖精さんの顔を覗き込みました。
妖精さんは静かにうつむいたまま動きません。
「プチ、妖精さん眠ってるよ」
ユウキとプチは妖精さんが起きるまで待つことにしました。
ユウキとプチはくるくる遊び始めました。
しかし、いつまでたっても妖精さんは起きません。
今度は歌って待つことにしました。
だって、妖精さんは歌が大好きだから、
きっと楽しく歌っていれば、目をさますはず。
ユウキとプチは大きな声で歌い始めました。
雪がどんどん降ってきます。
ユウキたちは歌い続けます。
しかし、妖精さんはうつむいたまま・・・。
やがて、ユウキは何故だか悲しくなってきました。
悲しくて悲しくてどうしようもなくなって、
わんわんわんわん泣き始めました。
プチも悲しい遠吠えを始めました。
ユウキもプチも一緒になって、
えんえんと泣き続けました。
そして・・・
不思議なことが起こりました。
木が光り始めたのです。
木はどんどん光をはなち、
そしてどんどん小さくなっていきました。
やがて、木は小さな動物の形になりました。
光が収まると、
ゆっくりと妖精さんが目をあけました。
もう、年老いて白いひげを生やしたおじいさんの妖精。
妖精さんは、静かに立ち上がりました。
そして、とてもすんだ声で、
「メリー・クリスマス!」
と、言いました。
ユウキは妖精さんに抱きつきました。
小さな妖精さんは、ユウキのほほを優しくなでました。
ユウキはなぜだか妖精さんともう会えなくなることが分かりました。
「いっちゃうの?」
それでも、ユウキは聞きました。
妖精さんは小さくうなずきました。
答えは分かっていました。
だけど、涙があふれて止まらなくなりました。
そんなユウキを妖精さんは優しく抱きしめました。
そして、優しく歌い始めました。
その歌を聴きながら、
悲しくて悲しくて仕方がないはずなのに、
ユウキは幸せな気分になりました。
プチも幸せそう。
ユウキは、妖精さんと一緒に歌い始めました。
プチも一緒に歌い始めました。
なんだか、とても気持ちのいい気分。
幸せな気分が体中から溢れてきます。
みんな笑顔でした。
そして、みんな泣いていました。