Garnet~大好きの伝え方
細かなチリの浮遊さえも、きらきらのダイヤモンドダストと勘違いできる空間が、ぴりぴりと電気をまとったみたいになる。
ほんの少しの息遣い、ほんの少しの身じろぎでも、緊張する。
どうしよう、と思った。
裏を知らないヨシにして言えば、これは修羅場。絶対そう。
なのに、なのになのに、どうしようもなく私が今感じているのは、喜び。嬉しさ。
ヨシが駆けつけてくれた、北川くんとの間に割って入ってくれた、私のために、ここにいてくれる。
脈絡とか状況とか全部放り捨てて、後ろからヨシに抱きつきたくて仕方ないくらい、嬉しい。
でも、それをしないのは――
ほんの少しの息遣い、ほんの少しの身じろぎでも、緊張する。
どうしよう、と思った。
裏を知らないヨシにして言えば、これは修羅場。絶対そう。
なのに、なのになのに、どうしようもなく私が今感じているのは、喜び。嬉しさ。
ヨシが駆けつけてくれた、北川くんとの間に割って入ってくれた、私のために、ここにいてくれる。
脈絡とか状況とか全部放り捨てて、後ろからヨシに抱きつきたくて仕方ないくらい、嬉しい。
でも、それをしないのは――