イケメン御曹司とラブ甘同居
そんなことを考えていたら、また人混みのビッグウェーブが…!



おっと…!

よろけそうになった体を支えようとしたとき、無意識に南朋の手を握っていた私。



あわわ…!

どうしよう!!


かなり焦ってしまったが、南朋は私の方を振り向かなかった…

だけど南朋も、私の手を握り返してくれた気がした。


なんだか、心が暖かくなった。



男子と手を繋ぐなんて初めて…

と、いうか…


私…初めてのことが、全部南朋な気がする。


なんでだろう…

なんでか…
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