イケメン御曹司とラブ甘同居
南朋side


土曜日の夕方

俺はパーティーに着ていくスーツに、袖を通していた。




パーティーか。

ダルいな…


でも実乃里も行くみたいだし…

俺が、行かないわけにいかないよな。


しかも…




コンコン




部屋のドアをノックする音。

俺は部屋のドアを開けた。




ガチャ


「したくできた?裕一郎さんが、もうすぐ出発するってさ」


ドアを開けると、ドレス姿の実乃里が立っていた。




「あ…ああ、すぐ行く」

「わかった」


ドアを閉め、ワイシャツの襟を整える俺。
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