イケメン御曹司とラブ甘同居
痛いとか…そんなことよりも、

なにが起こったのかわからなかった…



なにかに頭を打ったあと、うっすらと目を開けると…

夜空に星が輝いていた…



それを最後に、俺は意識を失った。





目が覚めると、病院のベットに寝ていた俺。

側には、親父が付き添っていた。




『大丈夫か、南朋!?』

『オヤ……ジ…』


親父が俺に駆け寄る。




『バカ野郎!子供だけで、夜に出かけるなんて…もしも実乃里ちゃんの身になにかあったら…』

『よるにでかける…?ミノリってなに……?』

『え…』


なんなんだ…?

親父はなにを言ってんだ…?



俺は親父と自分のこと以外、なにも覚えていなかった…


星を見に行こうとしていたことも…そして……

実乃里のことも…





「………あの日・・星を見たかったね」
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