あの花が咲く前に②





「そうなの・・・。

 ・・・それで

 柿木君は何だか ほかの人とは違うの。

 猫と同じってわけではないのだけど

 私の目をじっと見つめても

 心がお金に揺らぐことはないし

 私も 柿木君に

 吸い込まれるようで・・・。

 一目惚れ・・・なのかな。」


「えっ・・・えぇ!?!?

 ないない!俺なんて

 ただの出来損ないの人間だぜ?」


「ううん。

 私は 妹さんを連れてるのも

 ちらっと見たことがある。

 すごく優しそうだった。」


「・・・。」




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