あの花が咲く前に②





「そんな・・・。

 それ以来 親にも会ってないのか?」


「ええ。

 今も1人暮らし。

 今までも。

 幼い頃は 目の見えない人を

 探したりして

 面倒を見てもらったこともある。

 そんな中で 唯一

 友達になってくれたのが

 猫だった。

 私の目をまっすぐ見つめて

 にゃーって鳴いたの。

 お金の事を口にしない

 初めての友達だった。」


「それで猫を・・・。」




< 185 / 247 >

この作品をシェア

pagetop