新選組~氷の心と太陽の愛~【完】
『なぁ水樹・・・その《好き》
という感情は

その《好き》な相手が笑うと
嬉しくなったりして

相手が悲しい顔をしていると
自分も悲しくなってしまったり

するのか?』





「あぁ、そうだ」




それじゃぁ、僕は水樹が好きなのか?





『なぁ水樹・・・
僕もおまえに話すことがあるみたいだ』





「ん?なんだ?」






『僕・・・水樹のことが好きみたいだ』





「そうか・・・・!?好き!?」





『名をつけてもらった日から
ずっと
こころの中がモヤモヤしていた・・・

だけどその感情がなんなのかは
わからなかった』




「ほんとか!?
本当に俺のことが好きなのか?」




『あぁ、僕は水樹のことが好きだぞ!』




「嘘みたいだ・・・よっしゃぁ~~~!」
< 13 / 243 >

この作品をシェア

pagetop