俺様彼氏とあたし様。
ドアに鍵をかけてから寧音のマフラーを外した。



「日向!?」

「ダメダメ。何も聞かね。もう限界だから」




何故か恥ずかしがって俯く寧音のコートを脱がせてからブレザーのボタンを外した。



ネクタイを解いてベッドに座らせるとすげぇ顔が赤い寧音。



「久しぶりだからドキドキする…」



俺もドキドキする。



恥ずかしいから言わねぇけどな?



「ヒナも脱いでよ…」



寧音がそう言うから俺もコートを脱いだ。



そのまま寧音を寝かせてセーターとブラウスのボタンを外すと見える寧音の体…。



何か違う…。



「痩せた?」

「わかる?」

「なんかウエストが…」



細い。



むしろくびれてると言った方が正しい?



「すげぇイイ…」



俺がそう言うと寧音は照れながら俺の制服を脱がせた。




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