俺様彼氏とあたし様。
日向は唇を離してからフッと笑ってあたしの胸元に顔を沈めた。



「んっ…」

「声は我慢しろな?誰か来たら最高に気まじぃ…」



我慢出来るならするよ。



でも気持ち良すぎてダメなの…。



日向に触られるだけで頭がどうにかなっちゃいそう…。



「やばっ…。もうダメ…」

「今日は早いな…。もういい?」



本棚にもたれながら必死で頷いた。



立ってるので精一杯だよ…。



「あっ…」

「声ダメ」



日向が入ってきた瞬間に漏れた声のせいで口を押さえられた。



楽しそうな日向はどんどんあたしを快楽の頂上まで導く。



このままだとまた…。



「俺もうムリ…」



よかった…。



ガクッとうなだれるあたしを日向は支えてくれた。



久しぶりに繋がった日向は幸せそうな顔をしてる。



「お疲れ。寝ていいよ?」

「オヤスミ…」



あたしはそのまま日向の腕の中で眠りについた。



フワッと日向がブレザーをかけてくれてる…。



大好きヒナ…。




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