ZAKURAN



「へえ~」





途端、夏香の顔を見るなり不気味な笑みを浮かべる男たち。









「あんた、すげえ可愛いな。」



「え…」



「まじオレの好み!」








態度を一変させた男たちが、戸惑う夏香を取り囲む。









「あ、の…」




「ぶつかったお詫びに、ちょっとオレらと遊んでくれよ」












言いながら、ひとりの男が夏香に触れようとしたときだった。







-ガシッ









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