愛する眠り姫に目覚めのキスを





「今日の放課後には委員会があるので

2人とも忘れずにね?」






学級委員の声にうなだれる俺。




ちらっと隣を見ればなぜか喜ぶ詩音。





「詩音、お前これなりたかったわけ?」



「へ?なりたいわけないでしょ。」




んじゃなんで喜んでんだよ...




じーっと見つめてれば詩音は俺の目の前に携帯を突き出してきた。





「?」






.......





....っ!?






「これまじ!?」




驚いて顔をあげるとピースをする詩音。






「一緒に帰れるね♪ 」






よかった....



実行委員になって。





つばきもなんてかなりついてるぞ俺!






心の中でガッツポーズ。






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