愛する眠り姫に目覚めのキスを




詩音の席にはやっぱりつばきがいた。




「つばきっ!」




「あ......

詩音のクラスだったの?」




......え......

気づいてなかったのかよ.....



つばきはかなり天然になったと思う。

この人混みと、転入生に対する騒ぎが起こっている中で気づかなかいのはつばきぐらいだ....





「ははっ!

つばきうけるー!


この騒ぎで直くんに気づかないのつばきぐらいだから」





俺と同じこと、詩音も思ったみたいだ。





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