愛する眠り姫に目覚めのキスを



保育園から仲がいいってかなりすごいと思う。





「つばき?

直くんと私とつばきって保育園のころよく3人で遊んだんだよー」


詩音はおかずをモグモグさせながら話す。


「....そーなの?

昨日もお母さんが言ってたんだけど.....」



そう言ってつばきは申し訳なさそうな顔で俺を見つめた。





「いーよ、つばき。

無理に思い出そうとしなくても...


そのうち....


一緒に過ごしてるうちに思い出してくれればいーから」





俺は優しくつばきに言う。




「うん....

ごめんね....」



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