甘い言葉に惑わされて

幸せな証拠



まさかのキスシーンを見た私は驚いてドアにぶつかってしまった。

「おい、星羅なにやってんだよ。」


「え?星羅?」

「え?和泉さん?」

だってだって、


そりゃのぞき見しようとした私が悪いけどさ、


好きな人が、ほかの女の子とキスするシーンを見て動揺するのは当たり前でしょ?

ねぇ?


「星羅?なに?お前、アイツが好―「いや~!ごめん!」

覗きじゃないんですって急いで私のカバンと制服をとっる。

「星羅っ!」



   
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