片恋
プロローグ
4月から、大学生になった。

私は大学生活というものを、まったく想像出来なかった。
ただ、よくドラマで描かれる綺麗な青春像ぐらいしか思いつかない。
大学に入ったのも、何か特別にやりたいものがあった、とかじゃなくて、将来のことを考えて就職などで安定した職につけるように考えて進学した。
大学に入って、何があるのかとか全然考えずに…。

広いキャンパス。
校舎の間や広場にはベンチや何人かで話せるような丸テーブル。
何百人という学生がここにはいる。
全員とは絶対知り合いになんてなれない。
でも、その何百人の中で私は貴方に出会いました。


この大学に入学して、私は貴方という忘れられない人に出会った。
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