「同じ空の下で…」

「…ああ、じゃぁ…伝手を辿ってみるよ。うちのグループのHP更新してる委託先とかあるし。ただ、金銭の発生は否めないと思うけど?」


「…うん、だよな。本業に委託したら経費発生するよなぁ…。」


「ねえ、タケル。そしたら、タケルが今やってるデータ処理くらいなら私も出来るから、文書終わり次第、データの打ち込みやるし、タケルはHPの更新の方を進めたら良くないかな?HPの方が大事じゃん?皆意外に更新待ってると思うし…。」


「…おお、名案じゃん、艶香。」


瞬が私の頭に優しく右手を乗せた。


「じゃぁ、艶香…頼んで、いい?」


「うん、大丈夫!やれる!明日で自分の方、終わらせるから!」


「…ありがと。恩にきる。」


「とりま、一旦休憩しなさい、君たち。根詰めは、作業効率を低下させるぞ~。…ほい、差し入れ♪」


瞬がさっきのコンビニの袋を開くと、別々の種類のアイスが3個入ってた。


「わーい!サンキュ♪」

「好きなの取って~♪」

「あざ~すっ!」















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