チャットの貴方に恋をする
蓮歌 「来ないなー……
珍しくskyflowerに誰もいない。こういうことはあまりないから寂しさが倍増する。
寂しいなー…
私は呟く。そんなことを言っても寂しさは嫌ってぐらい増えるばっかりだ。
私はPCの画面を覗き込んでみる。でもそこには真っ黒な画面と私が入室した事を表示した白い文字しか浮かんでない。
「暇だなー……」
私はそんなことを考えながら本を読み始めた。
数十ページ読んだところで、チャットの通知音が聞こえた。
来たか!?私は本に栞を挟むのも忘れ、PCの画面を見た。