甘過ぎる彼氏



ジュワー。



んーなんか上手くいった。

よし、こんなもんか。



ガチャ。



「あれ?

美味しそうな匂いがすると思ったら

柚希が朝御飯作ってくれてたんだ。

ありがとう♪」



朝からニコッと笑わないでくれよな…

俺の由依華に対してだけ

物凄くゆるーい理性が切れるから。

よし、ここは逃げよう。



「由依華?

俺シャワー浴びて来るから

先に食べてて良いぞ。」



「んー準備とかしなきゃだから

柚希出るの待っとく。」



「あぁ。

分かった。」



よし逃げきれた!

俺の理性…

頑張れ!!笑



シャワーを浴びて部屋に戻ると

由依華がテレビを見ていた。



「由依華飯食おう。

早くしないと遅刻するぞ。」



「えっ?

あっうん。

ねぇ…柚希…?」



「ん?

なん ピンポーン



俺が聞き返そうとすると

チャイムが鳴った。



「あっはーい。」



ガチャ。



「由依華様おはようございます。」



「あのー。

誰でしょうか?」



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