甘過ぎる彼氏
敵出現

-柚希side


ん…眩しい…

あぁ。朝か…

隣をふと見てみると安心しきった顔で

俺に抱きつきながら寝ている

由依華がいた。

寝顔半端なく可愛すぎる…

ずっとこの寝顔見てときてー。

けどこのまま寝かしといたら

学校に遅れるから由依華に絶対怒られる…

あぁ。

それは絶対に阻止せねばっ!



「由依華。

起きろ。」



「んっ…

まだ寝るの…」



「学校に遅れるぞ?」



俺がそう言っただけで

由依華はガバッと起きた。



「由依華おはよう。

シャワー浴びておいで?」



「へ?あ…

キャァッ。

お風呂場行くから向こう向いてて!」



「はぁ?

俺由依華の全て見てるから

今さら恥ずかしがらなくても…」


「良いから向こう向いてて!」



由依華の剣幕に押されて

俺は渋々由依華が言う

向こうとやらに向いた。

すると由依華が走って行き

風呂場の扉を閉める音がした。

ふぅー。

行ったか。

よし朝飯でも作ってみるか。


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