この恋は、絶対に秘密!
「それでもいーの。今一緒の空気を吸えてるだけでも幸せ♪」

「はいはい。くれぐれもストーカーにならないようにね」



苦言をさされてムッとする私に構わず、知恵美ちゃんはお味噌汁を啜って言葉を続ける。



「でもさ、あたしは本当にオススメしないよ」

「……なんで?」

「瀬奈だって知ってるでしょ?あの人がバツイチだってこと」



突然真面目な顔で言う知恵美ちゃんに私も箸を止める。



──そう、岬課長は既婚歴があるらしい。

離婚したのは4年前だとか。


それを知ったのは、もう自分が彼に惹かれてることに気付いた後だったけれど。



「…でも奥さんが勝手に出ていったんであって、課長が何かしたわけじゃないんでしょう?」


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