その恋、取扱い注意!
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「いらっしゃい。美海ちゃん。急にごめんなさいね」

「おはようございます。とんでもないです。ずうずうしくお邪魔しまして……」

首を横に振りすすめられたイスに腰を下ろす。

「そんなことないわ。もっと来てほしいくらいなのよ」

湊のお母さんはコーヒーをマグカップに淹れて、私の目の前に置く。
私の隣に座った湊はトーストをかじっている。

豪華な朝食だった。
スクランブルエッグやベビーリーフが入っているグリーンサラダ。ドレッシングは酸味のあるもので、手作りだそう。冷たいビシソワーズもスーッと喉を通っていく。

「おいしいです」

「朝食に呼ぶなんて、大したおもてなしが出来なかったわね。今度は夕食に来てね」

「はい」

「湊がマンションに住んでから、作りがいがなくなっちゃって。最近は頻繁に来てくれるから嬉しいのよ。美海ちゃんのためなんでしょうけどね」

湊は私とお母さんの会話に口を挟まず、黙々と食べている。

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