その恋、取扱い注意!
湊からメールが入っていた。

<どうした? なにかあった?>

今日は早く帰れると言った湊はもう家に着いているみたい。いつもなら家にいるはずの私がいなくてメールを送ったというところ。

<うん。ちょっと、家に戻ったら話すね>

メールを送るとその直後、スマホが光り湊からの着信を知らせる。

「湊」

『大丈夫か? 迎えに行く。どこにいるんだ?』

いつもの軽口とは違う心配そうな声。
話さなければ、私が家に戻るまで心配し続けるだろう。

「自転車とぶつかっちゃって、病院を出たところなの……」

『病院!?』

「たいしたことないの。ぶつかった子の彼が車で送ってくれるから」

『彼?』

「心配しないで。彼女も一緒だから」

『わかった。気をつけてな』

電話を切った後、リビングでうろつく湊の姿が目に浮かんだ。

「今の電話、ミミさんの彼氏さんですか?」

診察を待つ間、アリサさんといろいろ話して、だいぶ仲良くなった。

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