秘密の同居人~同居人は小悪魔系甘えん坊男子で二重人格!?~




「じゃあ、今考えて」



 龍二がニコッと笑う。



「え…」



 こんな選択を、今考えられるわけがない。



 苺は視線を泳がせた。




「あ、あのさ…?」



「うん?」



「…トイレ、行っていい?」



 龍二が目をぱちくりさせ、それからコクッと頷く。




「いいよ?」



「あ、ありがとー」



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