The endless world
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(持っていてくれ、か、てか刀持ってて大丈夫なのか?)
『この時代はそういう決まりなのか?』
「そうなんだよ、銃刀法違反ってやつで、ってえ?」
周りに誰かいるか見回す。
『私だ私、刀だ』
「今日は非現実的なことばっかり起こるなε=(・д・`*)ハァ…」
『知太刀ノ比月(しらたちのひとつき)だ、お前が主人か?』
「主人?まぁ」
『私を使いこなすことができるものがようやく出てきたか』
「そんなに長い間使われてなかったのか?」
『陰陽師が悪鬼を抑えきれなくなる度私を使えるものを探していたよ、見つからず、都が崩壊することもあったものさ』