ひとつ、屋根の下で
「……ってことは、どこだと思う?」
にこりと笑って彼は首を傾げた。
なにか裏がありそうな笑顔に、思わず顔が引きつる。
「え……、じゃあ、声優?」
「ブー」
「……アニメーション?」
「惜しい」
「……漫画?」
私の答えに、彼はニヤッと笑う。
それが、正解だと嫌というほどあらわしていて。
「もしかして、仕事、って……」
「そう。漫画の手伝いだよ」
漫画の手伝い、ってことはあれですか?
絵描いたり、色塗ったり……?
漫画にあまり詳しくない私は、あまりない知識で一生懸命想像する。