False♡Bya
「......舜がそんな事言ったの?」
「うん...。飽きた、って...っ......」
私の話をずっと聞いててくれた優衣。
泣きながらだから上手く話せなかったけど...、ちゃんと最後まで聞いてくれた。
「...何考えてんの、あいつ」
「分かんないよ......」
私、知らない間に舜に酷い事してたのかもしれない。
だから...、嫌われちゃったのかな......。
「......顔洗ってきたら?」
「うん...。そうする」
私は洗面所に移動した。
「うわ...。不細工」
いつも不細工な顔が、いつもに増して変だ。
はぁ...、目腫れそう。