無題

『これは、他の人にはナイショだよ…』

達人は、そういうとパソコンの画面を自分のアバターの部屋にきりかえました。

『うわぁ!これ、レア物じゃん。』

るかが指さしたところに銀色のものがありました。
画面がゆがんでいて、それに小さく、みにくかったです。


達人は、あの銀色のものにクリックして拡大してくれました。
あれは、有名ブランドとコラボした、カフィ限定の時計です。
昨日、カフィないで抽選が行われました。

カフィをやっている高校生は、全国で約560人です。この時計は、5つ。なので、時計があたる確率は、112分の1です。

それに当選してしまう達人は、運の持ち主だとおもいました。



レアアイテムなどを自分のアバターに身につけていれば、なんらかのゲームに役立ちます。


でも私は、まだレアアイテムなど、1つも持っていません。むしろ、このネットサイト『カフィ』のアバターを作ったぐらいでゲームなど、1回もやったことがありませんでした。


みんなに負けずにレアアイテムを集めます。


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