無題


『あんたら、汚い…。』

『帰って、帰って。』

るかと美佐子が中心となって私達をいじめてくる。


無理矢理教室からだされた。

保健室にいき、私はもどしたと勝手な理由をつけて、ベッドで休むことになった。

先生は電話のため、保健室からでていった。


数分後、保健室のドアを叩く音がした。

私の寝ているベッドのカーテンが少しずつあきました。

『先生、しんどさはだいぶマシになりました。』

『そうですか…。って、俺は先生なんかじゃないよ。』


そこにいたのは、田尻だった。

田尻は、私の上に飛び乗った。

田尻の重い体がのしかかり、汗とゲロの混じった臭いがする。


臭すぎ…


『お、俺なんかを助けてくれて、ありがとう。』

『いや、あの…』


田尻の重い体のせいで、身動きがとれない。


田尻は、私のお尻をゆっくり触ってきます。


『キャーーーーー!!!』


逃げることができないので、叫ぶことしかできません。


田尻は、焦った顔で私の口をおさえた。


『しぃーー』


私は、田尻の手を噛んだ。

『いっってぇー!』

田尻は、飛び跳ねてベッドからおした。


田尻の太い手は、汗ばんでいてネットリしていて、特別塩辛かった。


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