無題
『あっ…ごめん…。』
身動きができない私に有川は、キスをしてきました。
『ホント…ごめん…ごめん…。』
体の至るところにキスをしてきます。
その後、有川は私のお腹に頭を置いて横になっています。
『んで、誰を殺しちゃったの?』
『お母さん…。』
『そっかぁ…。ま、計画をはやめに進めたらいいか。』
『計画ってなに?』
私は、上半身を起こした。
『なんでもない…。死体はどうした?』
『家に置いたままかな?』
『んじゃ、すぐに片付けねーと…』
有川は立ち上がって、玄関へ行った。