君の左側は私の居場所。
「あの…。」
『ん?』
背中を向けた瞬間さっきの子が声をかけてきた。
「舞姫ですよね?
助けてくれてありがとぉございます!」
あたし、松谷 麻里奈(マツヤ マリナ)
っていいます。」
『麻里奈ちゃん、もぉ絡まれたらあかんょ?』
「はぃ!」
そぉ麻里奈ちゃんは笑顔で答えた。
嘘も無いようなまっすぐな笑顔で…
あたしにはその笑顔が眩し過ぎた
だってあたしは心から笑えないから__