恋がしたいお年ごろ!!
あたしが言うと、陸斗は黙って抱きしめてくれた。
強く強く。
この温もりが一番落ち着く。
そう思ったらいけないのに。
朝感じた青木先輩の温もりよりも、今の陸斗の温もりの方が、どうしてか安心してしまうの。
陸斗のシャツを握りしめる。
陸斗は腕に力を込める。
ずっとこのままがいい。
陸斗の腕の中にいたい。
なんでかな?
陸斗の体温に包まれて……心臓がドキドキとうるさいよ……。
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