恋がしたいお年ごろ!!

恋は幼なじみと




それからあたしは陸斗のおでこに冷却シートを貼って、タオルで汗を拭いてあげてから、陸斗の家を後にした。


陸斗、熱のせいかいつもと違ったなぁ。



もしかして、あたしと両想いになったことも記憶にないんじゃ!?


てかあたしのこと好きじゃないけど、熱のせいで好きって言っちゃったとか!




……すっごくありえる。



でも、そうだとしてもあたしの気持ちが変わるわけじゃないし。


深くは考えないでおこう。




自分に言い聞かせて、ケータイをカバンから取り出す。





【話しがあります。今から会えませんか?】





そう文字を打って、送信する。



相手はもちろん青木先輩。






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