俺のもんだろ


「気にすんな」



着ているのは、濡れた制服ではなく







「これ…」



「俺の」



悠雅のパーカーだった。



「ぷ…だぼだぼ」



悠雅といると、元気になれる。






「お前んち勝手に入ったらさすがにまずいと思って…」



気を使ってくれたんだな…









「ありがとう」





















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