my sweet love~second~



「龍…ありがとね
今までで一番素敵な日だよ」



「なら良かった…
そんな素敵な日になって」





お互いみつあって
沈黙を破ったのは龍だった


「柚」


「ん?」


「俺と結婚してください」


目の前に膝まづいた龍から
差し出されたのは指輪…



「……え…なんで……?」


「柚がまだ高校生の時
話したでしょ?
卒業したら結婚してって
俺はすぐにでも籍入れたかったけど
ご両親にも話せてなかったし」


「…私…でいいの?」


「ううん柚がいいの」


「っ……ありがとうっ」


「だから言ったじゃん?
嬉し涙はとっといてって
今日は本当に泣き虫なんだから笑」


「だって……」


「返事を聞かせてください」


「こちらこそ…
よろしくお願いします」



「ありがとう」
龍はそう言って私を抱きしめてくれた


「龍…わたしまた
たくさん迷惑かけるよ?」


「たくさんかけて?
まだまだ俺はかけられてないよ
言ったでしょ?
一生分の迷惑を俺にくださいって
俺は柚さえいてくれれば
生きていける」


「体だって強くないよ?」

「俺が治す
どんな時だってそばにいて
俺が絶対に治す」


「ありがとう……
龍には貰ってばっかりだね
私も何かできるようになりたい…」



「柚が愛してくれてるの知ってる
俺はそれに支えられてるよ」





「一生、一緒にいてください」

「喜んで」







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