幼なじみに溺愛されて~幼なじみは危険な狼!?~

幼なじみは意外とモテる



_______………


1年一組

ガラッ

「廉ーーー♪」

「えっ!?おわっちょっ」



廉に飛びついてきた、人は

廉の心友の畑中 秀斗くん。
廉が大好きなんだ。

「愛華っちも、夏海っちもおはよー」


畑中くんの笑顔はホントに癒やされるー


めっちゃ、可愛さMAXだよー


畑中くんは目はぱっちりの二重、

笑うとえくぼができるし、髪は
無造作にワックスで決めている。


廉は切れ長のスッキリとした目に

スッキリとした鼻、髪はピンで
横をとめて、無造作にワックスで
決めている。

廉はクール系、畑中くんは可愛い系

正反対の2人だけど、小学生からの
心友らしい。


あたしはどちらかと言えば、畑中くんかな?

可愛いし、癒やされるー♡


「愛華っち、俺になんかついてる?」


あっやばっ!見過ぎちゃった。


「ううん!ついてないよ!
 なんか、顔が整ってるなぁーと
 思って…」

うわっ!あたしとしたことが、

言ってしまったーー

「わぁ、アリガトー!愛華っち」


ギューーー


えっ!?ちょっと!あたし、


畑中くんに抱きしめられて……!?


「おい、秀斗愛華から離れろ」

ドスの利いた声が頭から
ふってきた。


「あっ、ごめんな!廉、妬くなって」

廉らしい、さっきの声は。

ん?さっき、良からぬ言葉が


出てきたような?

「バッバーカ!だっ誰がこんな奴に
 妬くか!!」

「妬くとか、廉にはありえないよ!
 ねっ!廉」


廉の方をむくと一瞬、顔を歪めていた。

「あぁ、そうだな」




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