冷たい彼

沙彩side

皇雅さんがプレゼントをくれたこともうれしかった……
でも、それ以上に私の誕生日を覚えててくれて…
一緒にお祝いしてくれたことがうれしかった。

少し…少しだけだけど…大切にされてるのかな?
って思えたの。

「…サイズ…ピッタリで…なんだけど」

また敬語になるところだった…。
皇雅さん、どこで私の誕生日を知ったのかな?

「俺にわかんねぇことはねぇんだよ」

なんて、すっごく俺様なくせに変なところで優しいからドキドキしちゃう。

「今日はすごく楽しかったよ、ありがとう皇雅さん」
「……」
どんな表情かはこちらからは見えなかったけど、今日は本当にうれしかった。

いつもより星空が煌めいて見えたのは…きっと皇雅さんのせい。

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