冷たい彼

沙彩side

「綺沙樹ちゃん!……大丈夫、だった?」
「えぇ、ありがとう」

 ~♪~♪~♪ 

あ、この着メロって…。

「浅川じゃない?」
「うん…たぶん」
「出なよ、沙彩」
「あ、うん……もしもし」
『沙彩、明日の夜あけとけ。いいな?』
「えぇ!?あ、明日ですか!?明日は…」

春真の誕生日で久しぶりに春真が帰ってくる日…なのに。

『あけとけよ、9時に迎えに行く。じゃあな』
「こ、皇雅さん!」

 プチッ ツーツーツー… 


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