冷たい彼
電話が切れてから私は真っ赤になっていた。
明日…逃げたい、かも。
「…沙彩、今の相手…誰だ?」
眠いのか声が低い春真。
…言ってもいいのかなぁ?
「彼氏…だよ?」
「…あいつか?」
春真の言うあいつは元カレだろうな。
「うぅん、今の…彼氏」
「…誰だよ?」
「浅川…皇雅さんだよ」
言っちゃったぁ…/////
「…好き、なのかよ?」
「う、うん…////」
「……」
春真は無言で部屋に行ってしまった。
眠かったのかなぁ。
私は呑気にそんなことを考えていた。
春真の気も知らずに。