冷たい彼

私も守りたい!


沙彩side

ど、どうしよう…蜂谷さん行っちゃった。
な、何て説明すればいいの…?
こ、告白しに行ったなんて信じてもらえるのかなぁ…。

ドアを開けて外にでるとまた厳つい男の人たちがいてぶつかってしまった。

「す、すみませんっ!」
「女?何でこんなとこに女がいんだ?」
「知らね、偵察かぁ?」

ヒィーッ!
またしてもこのパターン!
えっと…どうしよぉ?

「おい、こいつは皇雅の女だ」
「「結城さん!!」」
「覚えとけ、沙彩に手ぇ出したら皇雅に殺されるぞ」
「「は、はい!すんませんでした!」」
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