冷たい彼
「…あ?沙彩がか?」
「はい、無理言っておじゃまさせてもらってますし…」
「別に無理じゃねぇけど…沙彩の手料理食べれるんだし、頼むわ」
「はい!」
冷蔵庫の中を拝見すると卵と冷凍ご飯、人参とピーマンがあった。んー調味料があれば焼き飯ができるんだけどなぁ…。
「結城さん、塩こしょうと味の素ありますか?」
「あぁ。上の真ん中の棚だ」
「はぁい」
「取れるか?」
んーしょっ、後っもうちょっと…っ!背伸びをして手を伸ばした。
ギリギリのとこなのに届かな…。
「沙彩は小せぇからな」
「キャッ!」
後ろに抱きしめるような形で結城さんが取ってくれた。
「沙彩…その顔はいろんな意味でヤベェ」
「えっ?そんなにひどい顔してますか…!?」