冷たい彼

「そろそろ、寝るか。悪かった、無理矢理言わせて…」

「いえっこちらこそ、急におじゃましてすみません!」

「俺の別ベッドで寝ろよ、俺ソファで寝るから」

「い、いいですよ!」

「少しぐれぇカッコつけさせろよ、おやすみ」

「あ、おやすみなさい!」

リビングにはいると結城さんは掛け布団を着て寝てしまった。
その顔を少し眺めてみた。

「クスッ…結城さん、寝顔可愛い」

そんなことを1人呟いて結城さんのお部屋に入った。

そしてベッドに入って布団を目深にかぶる、すると結城さんのシトラスの香りがふわりと香る。
シトラスの香りに囲まれて私は眠りについた。




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