冷たい彼

私は、皇雅さんに告げた。
今までだったら皇雅さんが怖くてこんなこと言おうとも思わなかった…でも今は違う。

「あ゙?冗談だろ、何言ってんだよ。いくら沙彩でも殴るぞ」

もう、凄まれても…怖く、ない。

「もう、決めたことですから」

「んなこと俺が許すと思ってんのか?あ゙ぁ?」

「皇雅さんが許すとか、関係ないです。私はもう皇雅さんの隣には…いれませんっ…」

「いきなり何なんだよ」

「タイムリミット、何です。私、いいましたよね…今、言ってください」

「何を…だよ」

「私はいらないって、杏子の代わりだって言ってください。それ以外の言葉なんていりません」

「杏子…。沙彩、まだお前「言ってくれないならいいです。もう、決めたことですし………。サヨナラ、今まで…たくさんの思い出と、幸せをありがとうございましたっ!…これは、置いていきますね」

そう言ってテーブルにペアリングを置いてドアを開けた。

「沙彩っ!!聞けよ!!」

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