冷たい彼

私が何やあれやと考えて目の前を見たら
もうすでに深雨さんはいなかった。

…行動早っ
あれっ?
話し声が聞こえる。

「皇雅っ、あなた何してるのよ!」
「深雨さん?」
「深雨?」

「沙彩ちゃんのことなんだと思ってるのよ!そりゃあ忙しいとは思うわよ?
私だってだてに幹部の彼女やってたから。
でもねぇ、あなたは女心を少しはわかってあげたらどうなの!?キスするだけ、デートもない、ブルートのこともあなたのことも何も知らない。そんなの嫌われて当たり前だわ!!!」


「み、深雨。何言ってんだよ?」

…深雨、さ…ん。

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