ドロップキック【ワタシとアイツ】
「片山君!前から片山君の事が、好きでした!付き合って下さい!」


高校卒業の日
皆が、帰った後の静かな教室でワタシは、アイツに好きな気持ちを伝えた。


少し肌寒い風が、開いた窓からピューと吹いてきた。


勇気を出したせいか、少し顔が熱くなってくるのが分かる。


開いた窓から吹いてくる風が、何だか心地よく思える。
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