思い出せない記憶
前編
ある日机の中を整理していた。いつもは開けない引き出しをなぜか今日は開けて整理をした。
中には沢山の写真と紙が入っていた。
1枚の写真に目が止まる。俺と…。この女は誰だろう?
『うっ…』考えると頭が痛くなった。痛くて痛くて床に座りこんでしまった。
何か重大なことがあるような気がするけど思い出せなかった。
写真はどこかの風景と俺と女が映っていた。
写真の裏を見ると、文字が書かれていた。
【涼と私、サヨナラ…】 涼は俺の名前だけど、
ミステリヤスな文…急いで書いた感じだった。
一緒においてあった紙切れ。 手紙だった。
裏を見ると【りみ】 と書いてあった。
『りみ…りみ…。』俺は深く考えた。なんか思え出せそうな気がした。
< 1 / 3 >

この作品をシェア

pagetop