ツラの皮



「てか、オマエはタチバナ……さんなんかとどーいう関係だっての。」



「なんかってのは何だ。聞こえてるぞ、シミズ。ったく相変わらず鼻っ柱の強いムカつくクソガキだな。」



「もーしわけありません。思ったことがつい口に出る素直な性質なもので。」





スタジオでの二人の関係が垣間見られる。

喧嘩するほど仲が良い?

馬が合うというか。



すると思っていたことがまたもや口に出ていたらしく「これのどこが仲がイイってんだ。」と二人に突っ込まれた。




「や、なんてのか。思ったことをズケズケ言い合える遠慮なしの関係?とか。」



「どこがだ。大体この人が大人げなさ過ぎんだよ。イイ歳の癖にガキみたいな我侭炸裂させやがって。」



「それはコッチの台詞だ、バカガキ。表面取り繕うならアソーくらい完璧にネコ被ってみろっつーの。」




高遠は非常に忌々しげに奥歯を噛み締め、ニヤリと大人の笑みで穂積大人の完封勝ち。



流石の高遠もこの永遠の我侭腕白小僧には太刀打ち出来ないようだ。



私が常に押し切られる理由が少しは分かっていただけたかと思う。


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