蜜恋の行方—上司と甘い恋をもう一度—


「ゆう、すけ……」

悠介が、嬉しそうに微笑んで再び近づく。
距離がなくなるのと同時に、私も目を閉じた。


このキスを、力強い腕を、私の名前を呼ぶ声を。
四年間ずっと、探してた。

四年間ずっと……求めてた。



―――私は。
今でも、悠介が欲しくて仕方ない。
















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